アラサー子なし主婦のつぶやき

日々気づいたこと、学んだこと、ゆるゆると書いていきます

自分の性格の悪さに落ち込むとき


他者に対する恨み、憎しみ、嫉妬、嫌悪感…


相手を汚い言葉で罵倒したくなるようなドス黒い感情が心の中に芽生えたとき、それと同時にそんな自分の性格の悪さに直面して、すごく落ち込む。


「なんでこんな感情を持ってしまうんやろ?」と、自分に対して憎しみや嫌悪感が出てくる。



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そういうときに思い出す言葉がある。


何で見たのか聞いたのかは忘れたのだけど、




"自分のドス黒い感情を許せないって、自分のことを聖人君子だと勘違いしてない?"

"自分のことを性格良いって思いすぎじゃない?"





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この言葉に出会ったとき、衝撃を受けた。




聖人君子とは言わなくとも、自分はそこそこ性格良いヤツだと思ってた節がある…。短気のくせに。腹が立つとものすごく口悪くなるくせに。笑




"自分は性格が良い方だ"という思い上がりがあったから、黒い感情が沸き上がってきたときに、「自分はそんな悪い人じゃない!」と否定したくなる自分が出てくる。

でも、否定すればするほど黒い感情は消えないから、思い込みと現実のギャップで苦しんでいたのかと…。



それに気づいたとき、ふっと力が抜けた。



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昔から、大人の顔色を伺って"良い子で居よう" "良い子と思われることをしよう"とするところがあった。


「優しい」「思いやりがある」「本当に良い子」

そう言われると嬉しくて、そう言われるために行動してたところがある。


それが大人になった今でも抜けずにいたんだな。







恨み、憎しみ、嫉妬、嫌悪感…

そんなドス黒い感情も、全部感じてもいい。
他者にぶつけるのは違うけど、自分の中で沸き上がってくる感情は否定しなくていい。
自分はそんなに良い人じゃない。
誰しも良い面もあれば悪い面もある。
ポジティブな感情だけを受け入れるのではなく、ネガティブな感情も認めて受け入れる。





時と場合によるけど、人は共感してもらうことで心が楽になったり、重かった気持ちが軽くなったりする。


仕事で嫌なことがあったとき、つい夫に愚痴ってしまうけど、いつも共感してくれて気持ちを受け入れてくれるから、夫に話すと高ぶった感情がスッと落ち着く。


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でも、夫にも言えないような黒すぎる感情が沸き上がるときもある。笑


「こんな醜い感情を感じてるなんて、誰にも知られたくない!」「心の中のドス黒い感情に気づかれたくない!」


そう思うような感情ほど、自分で受け入れてみる。



「なるほど〜自分は今そう思ってるんやね」
「そっかそっか。そう思うこともあるよね」

と、寄り添ってみる。



夫がいつも共感してくれるみたいに、自分で自分に共感してみる。
消し去ろうとするよりも、その方が早くネガティブな感情から離れられるはず。







あとは何より、良い子ちゃんのフリをするのをやめよう!そもそも良い子ちゃんって年齢じゃない!笑




優しい自分も、意地悪な自分も、

思いやりのある自分も、冷酷な自分も、

真面目な自分も、ずるい自分も、

几帳面な自分も、大雑把な自分も……


相反するような、矛盾してるような気持ちになるけど、"どれが本当の自分か?"なんて無くて、全部全部自分であることに違いない。


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答えを一つに絞らなくていい。

何事にも表と裏があるように、人間にも表裏がある。

矛盾しててもいい。

認めて受け入れてしまえばいい。

全部感じ切ってしまえば、解放される。






落ち込みそうになったら、何回でも思い出そう。



自分のことを聖人君子だと勘違いするなよ!笑