アラサー子なし主婦のつぶやき

日々気づいたこと、学んだこと、ゆるゆると書いていきます

体調不良にもメリットがある

 

先日体調を崩して悶え苦しんでた。

強烈な腹痛と吐き気、全身の毛穴から冷や汗、意識が飛びそうになる、悪寒、体の震えが止まらないなどなど…正直もうあんな苦しい思いはしたくないけど、そんな苦しみながらも色々なメリットがあることに気がついたので書いてみる。

 

メリットその①

日常の何気なく過ごしてる時間の有り難みを痛感する

日頃健康なときって、健康なことが当たり前すぎて、感謝するどころか意識を向けることもない。ただゴロゴロ過ごしたり、仕事が忙しすぎてぐったり疲れたり、めんどくさいな〜と思いながら家事掃除をしたり、大好きなチョコレートやアイスを食べたり……そういう何でもない日常、何気なく過ごしてる毎日が"当たり前"ではなく、"有り難い"日々やったんやということに気づかせてくれる。

 

メリットその②

日頃の自分の行いや悪習慣を反省する

悶絶級の腹痛で苦しんでるときの頭の中は、なぜかいつも日頃の自分の良くない行いや悪習慣ばっかりが浮かんでくる。そしてめちゃくちゃ反省する。神様に懺悔する。笑 やらなあかんことをいつまでも先延ばしにしてるとか、スマホでどうでもいい芸能ニュースばかり見てしまうとか、健康で有り難いはずの貴重な時間をいかに無駄に使っていたのか……有り難みに気づくからこそ、反省も生まれるんやな。そして神様に「これからはしないのでこの痛みからどうか解放してください」と念じる。笑

 

メリットその③

自分の身体を愛でて大切にする決意をする

体調不良は身体からのSOSのサインで、異常を知らせてくれてる。体に何かしらの不調が表れてるときは、『これ以上は無理したらあかん!』とか『変なもん入ってきたから出すで!』とかそういうことを言われてる気になってくる。体調不良のときは、自分の体が外敵と戦ってくれてるとき。

そう考えると、体調不良真っ只中のときも、健康を意識しないくらい健康なときも、正常に働いてくれてる自分の体の有り難さに気づく。いつも頑張ってくれてることへの感謝の気持ちと愛おしいような気持ちでいっぱいになる。自分の体を労って、撫でて、抱きしめたくなる。笑 そして食生活や生活習慣を見直そうと決意させてくれる。実行し続けられるかは別としても笑、そこに気づいたり考えられる時間を持つのは大切なことやと思う。

 

メリットその④

自分の成長に気づく

パニック障害と診断されたことがある自分は、体調を崩すと毎度パニックを起こしてた。嘔吐恐怖症もあって、吐き気がしたらもう大パニック。《吐いたらどうしよう…見られたくない…聞かれたくない…見たくない…吐きたくない……》と頭の中でぐるぐる考えて不安になるから、動悸が酷くなって息苦しくなって余計に吐き気も酷くなるという悪循環に陥ってた。

それが先日体調不良のときは、『吐くのは嫌やけど吐いてもしぬわけじゃない。吐いたら吐いたで仕方ない』と思えてる自分がいた。

腹痛で苦しいときも、その状況を俯瞰して、『あぁ〜今めちゃくちゃお腹痛いんやな〜苦しいな〜辛いよな〜』と心の中で実況中継してたら冷静になれる自分がいて、前までのようなパニックに陥ることがなかった。苦しみながらも『成長したな自分…』と思ってる自分がいた。笑

 

メリットその⑤

家族の存在の有り難み、頼もしさを改めて実感する

私は夫婦2人暮らしやから家族は夫だけなんやけど、今回倒れそうになりながら助けを求めたときに夫がとてもテキパキと動いてくれた。

適度に心配してくれて、頼んだことはやってくれて、でも過剰に心配することはなく、やってたゲームを続行する…。昔の私なら、『私がこんなに苦しんでるのによくゲームしてられるな!』と心の中で思ってたやろうけど、今はその距離感がとても心地良く感じた。「大丈夫?!大丈夫?!」と過剰に心配される方が、余計不安になってしんどくなってたやろう。長年一緒に居るからこその気遣いとか、絶妙な距離感の心地よさに気づけたし、頼もしくて心強くて惚れ直した。笑 あのとき夫が居なかったら…と思うとゾッとする。

 

 

 

なんやかんやと気づきのあった今回の体調不良。

もう苦しむのは嫌やけど、気づかせてくれてありがとう。

 

そして自分の身体、いつもありがとう。